新潟の飲食店開業支援・居抜き物件・貸店舗探しは当社へ。経営ノウハウを持った女性コーディネーターがお手伝いします。

2024.10.01

新潟で飲食店を始めたい！けど、お金はどれくらい必要なんだろう？とお考えの方、必見です！
今回は、飲食店を開業するときどれくらい資金が必要か、また事業が軌道に乗るまで安全に店舗を運営していくためにどれくらいの運転資金が必要なのかをざっくりとご説明いたします。

飲食店の開業資金とは？目安はどれくらい？

新潟で飲食店を開業しようと思ったとき、開業資金の総額の目安は300万～1,000万以上といったところです。これは、借りる物件の状況や立地、広さや開業するお店の業態やコンセプトによってさまざまなケースがあるので一概にこの金額とは言えないです。ただ、ちょうどいい居抜き物件があってそのまま丸ごと使えるとなっても内装や家具、看板などで300万程度は必要となる事が多いです。

なお、すべてを自己資金でカバーしなければならないわけではなく、金融機関による融資を利用するケースが一般的です。融資額は、飲食店の勤務経験の有無、事業計画書の質などによって上下します。言い換えれば、返済能力があるかどうかを上手くアピールすることができれば、融資額も上昇しうるということです。
また、開業資金の内訳を把握することも非常に重要です。内訳を把握することで、何にどのくらいの金額が必要なのか、削減できる箇所はあるのかといったことが理解できるため、投資額を抑えられる可能性があります。開業資金の主な内訳としては、「物件取得費」「内外装・厨房その他設備費」「運転資金」「生活資金」の４つが挙げられます。それぞれの概要は以下の通りです。

物件取得費

物件取得費とは、物件の取得に伴い発生する保証金(敷金)や礼金、仲介手数料などのことです。一般的に物件取得費は、家賃の10～12ヶ月分を目安として考えておきましょう。家賃20万円の物件であれば、物件取得に200万円程度かかるイメージです。

内外装・厨房その他設備費

物件を契約した後は、店舗を作るための資金が必要です。
具体的には、内外装費のほかに厨房で使用する機器や食器、備品などの準備費用などが該当します。
内装や設備導入にかかるコストは、1坪あたり50〜80万程度を目安としてください。30坪の店舗であれば1,500〜2,400万円程度です。

どのような内装にするか、どういったメニューを提供するかによって投資コストは異なります。内装や設備にこだわればこだわるほど費用は上昇し、開業資金全体の半分以上を占める場合もあります。

運転資金

運転資金とは、仕入れ費や人件費などの毎月の支出を賄うために必要な資金を指します。仕入れの支払いに現金が必要となるケースがあるため、手元にある現金を運転資金として用意しておかなければなりません。

開業直後は計画通りに売り上げが伸びないケースが多いため、売上を運転資金に当てるといった考えは大きなリスクを伴います。そのため、売上が少なくても仕入れ対応ができるように、最低でも3ヶ月、できれば6ヶ月分程度の運転資金を確保しておくことをおすすめします。

生活費

飲食店開業時の予算には、自身の生活資金も含める必要があります。開業当初から店舗の利益だけで生活費を賄うのは難しいこともあるため、事前に資金を用意しておくと安心です。家族がいる場合は家庭の生活費を算出し、最低でも3～6ヶ月程度の生活資金を初期投資に含めて検討することをおすすめしております。

なお、生活費は事業資金ではないため、この名目で融資を受けることはできません。なので、生活費は自己資金で賄えるように準備しておくとよいでしょう。

飲食店の開業後の運転資金は？自己資金は必要？

基本的な運転資金の内訳は以下の通りです。

上記でもお伝えしましたが、最低でも3ヶ月～6ヶ月分程度の運転資金を確保しておくことをおすすめします。
開業直後に計画通りに売り上げをあげられるに越したことはないですが、軌道に乗るまで多少時間がかかるので開店後半年程度の赤字を補てんできる程度の資金を確保しておくと安心と言えます。
「自己資金0円でも開業できる」といった謳い文句を耳にすることもありますが、0円開業はほとんど特殊なものだと考えてください。新潟で飲食店の開業する場合、どんなに少なくても100万円以上の自己資金が必要です。

飲食店が開業後軌道に乗り始める平均の期間は？

ある企業が飲食店オーナー1,010名を対象に「飲食店開業の実態」に関する調査を実施しました。
（参考記事：株式会社ムジャキフーズ「【飲食店オーナー1,010名に調査】およそ9割が開業時に不安なことや大変なことがあったと回答！予想外に苦労したこととは？」）

調査によると、約7～8割が、開業した飲食店を軌道に乗せるために4～6ヶ月以上かかっています。
また、最短の３ヶ月以内で軌道に乗ったとの回答はわずか16.0%しかありません。
飲食店を軌道に乗せるには半年から1年はかかると見込んでおくのが良さそうです。

開業資金の調達はWSデザインスペースにご相談ください

『WSデザインスペース』では、物件探しから資金に関するお悩みまでトータルでサポートしております。丁寧にヒアリングをしてあなたに合ったオーダーメイドの事業計画書を作成いたします。
売上シュミレーションから返済までの細かな数字まで計画・プランを作成いたします。お店のコンセプト作りやブランディング作りもお手伝い可能です。またご不安な点はいつでもご相談いただき、時には面談のレクチャーもしております。

新潟で飲食店の開業にあたってお困りのことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

新潟で飲食店を開業するにはまとまった資金が必要となります。
開業資金の総額の目安は300万～1,000万以上とご紹介しましたがあくまで目安でそれぞれの状況によって変わってきます。ですが、自己資金のみで開業できるケースはめったなく、資金調達は金融機関から融資を受ける方法が一般的です。

開業してからどれくらいすれば順調に売上が上がるようになるのかは誰にも分かりません。
なのでなるべく自己資金を使わずに貯めておいてまずは融資を受けて、自己資金は開業後の生活費や運転資金に回すのがおすすめです。